ミュンヘンの指圧室

指圧の施術について

静かな心地よい状態で行われます。床の上に敷いた柔らかいマットの上に寝て頂きます。施術ベットは使用しません。動きやすい服(たとえば、スポーツ用ズボン、できたらボタンなどの付いていない長袖のTシャツ、靴下)をご持参下さい。施術時間は約60分です。
その後5~10分程安静に寝ている時間、着替える時間を含めて一回90分を目安にご予約下さい。

「指圧」と聞くと、「凝っている部分をギュウギュウ強く押される」また「痛い方が効く」と思っていらっしゃる方が多いと思います。しかし、痛い指圧は筋肉を固め、表面だけの刺激に終わり、深いところのコリが取れません。経絡指圧では「気のスジ」に圧が届くようにゆっくりと深く押します。その気持ちよさから心身ともにリラックスし、その結果、副交感神経が優位に働くようになり、自己治癒力が高まります。

好転反応について

好転反応は、治癒反応、瞑眩現象とも呼ばれます。治療後一時的に病状が悪化したように感じる反応で、「気分が悪くなった」「痛みが増した」「体がだるくなった」などです。これは指圧だけではなく鍼や灸、漢方薬などの治療後にも見られ、一過性のもの(長くても1日~2日)です。しかし、疾病度の高い方、お薬を多量に取っている方、不摂生が強い方など個人差があります。あまりにも反応が激しい場合はすぐに西洋医学の医師にご相談下さい。
好転反応ほどの変化ではないにしても、特に初回の施術後は眠くなること(副交感神経が優位になるため)がよくあります。出来れば、初回の施術後は無理な予定を入れない、余裕を持ったプランでお越し下さい。

☆ 初回の施術の際、ご記入いただいた質問表をご持参いただければ幸いです。